触られていることはわかるけど、気持ちよさがない。
気持ちよくなりたくても、なかなか感度が上がらなくて悩むこともありますよね。
性は生命の根源的なものなので、そもそも心身ともに健康な状態でなければ感度は上がりづらいだろうというのが持論です。
そして、その前提があるものとして話を進めていくと、感度を高めるために必要なことは、その瞬間に集中することだと思っています。
とにかく考え事が多く、思考を分断するきっかけに満ち溢れた生活の中で、ひとつの感覚に集中する時間というのは本当に貴重だと思います。
そして、多くの人はその時間を持たないまま一日を終えることもあるかもしれません。
自分の感覚に向き合わないで生活しているのに、ベッドの中だけは感覚に向き合えるかというと、それもまた難しい話なのかなと。
要は日常の中で自分の感覚に向き合う練習が足りていないと、セックスの場面でも感覚を捉えることが難しいよね、という話です。
冷たい水に手を浸して、冷たい
美味しいものを食べて、美味しい
好きな男とキスすることを想像して、ときめく
散歩をするたびに自由に身体が動いてくれることに嬉しくなる
ハグをして相手の体温を感じて安らぐ
そういう感覚を大事にするのって、やっぱり心にある程度余裕がないと難しい。
ごちゃごちゃしすぎてる社会から遠ざかり、自分の感覚に集中できる時間を、風俗のみならず、ご自身にプレゼントしてあげてください。
きっと全て繋がっていて、感度が上がってベッドの上で気持ちよくなることで、空の青さを嬉しく感じ、ランチに食べる定食の味はさらに美味しくなる。
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